ロシアでの乗り継ぎ時間が長い時、トランジットビザが絶対オススメ!
今年の夏はモスクワ経由でギリシャへ行きました。ギリシャも楽しみだけど、18時間のトランジットで10年ぶりにいくモスクワも楽しみでなりませんでした!この18時間のトランジットの時間、今はトランジットビザなるものが存在して、空港外に出られるというのだから、使わない手はありません!
トランジットビザは事前に日本で申請しておく必要があります。私は都内在住なので、ロシア大使館に行きました。が!予約をしていなかったので申請できず!そう2019年6月3日からロシア大使館領事部にビザの申請の際事前予約が必要となっているのです!!ロシア大使館での発行をご希望の方は、こちらから要事前予約です。そして以下が料金表。11営業日以上の余裕がある場合はなんと無料なのです!
ところが、私の場合は、無駄に時を過ごし、出発日まで11日切っていたのです。焦った私。すると、ロシア大使館でロシアビザセンターというものがあることを知りました!
Interlink Serviceという大使館以外の日本でのロシア公式ビザセンターが赤坂にあるというのです。こちらでは代行料が4500円追加でかかりますが、予約不要!とはいえ心配なので、HPから予約をとって翌朝行ってみました。かなりスムーズです。そして書類もきちんとレビューして必要な箇所を直してくれました。そして4日後、無事ビザを取得しました。4500円かかるけど、時間のない方、ロシア大使館の予約が取れなかった方、お勧めです。
Website:ロシアビザセンターInterlink Japan LLC
そしていざ夏休み!荷物は最終目的地まで預けっぱなしなので、手荷物だけでモスクワ市内へ。入管はなんてことなく通過できました。こういう観光客も増えているのでしょう。私はシェレメーチエヴォ国際空港/Sheremetyevo International Airport(SVO)から入国しました。空港から市内へは電車が簡単です。電車のマークに沿って進むと駅に着きます。チケットは券売機で購入。電車は30分に1本くらいはあるようです。モスクワ市内は終点のベラルースキー/Belorussky駅で降車します。乗車時間は30分くらい、料金は500ルーブル(812円@2019年夏)、往復で買うともう少し安いかもです。
すばらしい建築のベラルースキー駅を見ただけでもうっとり満足ですが、そこから地下鉄に乗り継いで行けば、市内の行きたいところへ簡単に行くことができます!私はよく朝8時にまたここに戻るまで、到着してから15時間くらい余裕で遊べました。
モスクワでの乗り継ぎ時間が長い方はぜひ市内観光へ!
2019 春:北京から行ける万里の長城・慕田峪長城(ぼでんよく)へバス(916 快)で行ってみた
北京近郊の八達嶺長城は近いがためいつも混んでいるとガイドブックにも書いてあるほどだったので、その次に近そうな慕田峪長城に行ってみることにしました。
北京からはバス916快とH23かH24系のバスに乗り継いで行けると読んだので、それで行ってみることに。1時間30分~〜2時間くらいかかる予定が、やはり連休の混雑で高速道路が渋滞していたので、結局行きは2時間半はかかってしまいました。でもあの渋滞さえなければおそらく1時間半〜2時間で着くはず。
北京市内のバスターミナルは地下鉄2号線・13号線沿いの東直門駅(Dongshimen Station)にあります。そこから916快に乗ります。
料金は24元。運転手さんの横にある箱にお金を入れます。バスにはバスの車掌さんみたいな人が乗っていて、早く座るように促されます。車内は静かで結構快適。爆睡。車内前方の掲示板に次は何駅と表示されるので、それさえ見ていれば乗り過ごす心配はありません。高速道路を降りてからしばらくして15分くらいでしょうか、「懐柔北大街」バス停で下車。
本当はここからさらにバスに乗る予定が、ここまでで大幅に遅れたので、白タクで向かうことに。バス停の前にはたくさん観光客を捉えようと白タクが待っています。長城までは150元だと言います。バスが北京からここまで、この距離走って24元なのに??おかしいだろ!と言って130元までは値切りました・・・それでも高い気もするけど、タイムイズマネーってことでとりあえず。でも思ったよりバス停から頂上まで距離があったのです。仕方ないか。
さて到着。まずチケットを買います。長城までロープウェイが楽と聞いたのでそれを。ちなみにクレジットカード使えず!ATMで現金下ろしました・・・ATMはありました。このエントランスエリア、長城から3キロ離れているらしく、ここからまずシャトルバスで長城のふもとに行きます。そしてそこからロープウェイなり、歩くなりして上を目指します。
あと、荷物あづけられます!チケットカウンターの入っているビルの中にATMと、その横にインフォメーションカウンターがあり、そこで荷物を無料で預かってくれます。しかもここのスタッフは英語が通じます!
連休のせいで、またしても激混み!!!シャトルバスもロープウェイもありえない人が待っています。そして容赦無く割り込みされるので(笑)、時間以内に長城に行けない気がしてきました。途中にすれ違った外国人観光客に聞いてみると、ロープウェイは2時間半待ちと言われたから、登った方が早いと。ここまできて長城を見ずに帰るわけにもいかないと思い、山道で登ることに。
30分くらい整備された主に階段の山道を登りました。暑くて暑くて・・・途中で食べたアイスキャンディーの美味しさは一生忘れません!笑
長城は素晴らしいです。ここはぜひ行って欲しい、説明は控えます。
そして下山。シャトルバスも混んでるので、エントランスエリアまで歩きました。そして帰りも白タク!またしても150元だというので、どうやらこのあたりのタクシードライバーの中での相場が決まっているようです。が、130で来たと伝え130に。が、、、他の方のブログによるともっと安いようです。。。涙
バス停からは同じコースで帰宅。帰りの方が混んでました。バスの本数ですが、結構多いとお思います、10分に一本はあるのではないかというペースでやってきました。ちなみに最終は18:50とバス停に書いてありました。
それにしても、中国国内はやはりツアーの方が色々と楽チンそうだなーと思いました。
実に近い!天津と北京間は電車での移動がオススメ
10連休は天津→北京へ弾丸旅行をしてきました。北京に飛ぶより天津に飛ぶ方が安い、そして天津は素敵、そして北京までは電車で実はたったの30分!
今年のGW10連休です、実は中国も5月1日から4日が祝日でした。ということで、電車も混むだろうと思い、電車のチケットは事前に予約しました。
私はこちらのサイトで買いました。とても簡単な上、時間も正確に乗っていて助かりました。予約手数料が少々かかりますが、現地購入の手間を考えると買っておくことをオススメします。ちなみに私は安めの2等車、昼前の時間を選んで908円+333円=1241円でした。
チケットの発券は現地に着いてから。天津駅の引き換え窓口で乗車券引き換え情報(メールで届きます)と身分証明証を見せて発券してもらいます。
どの列に並んでいいのやら、本当にこの番号とパスポートでスムーズに発券してもらえるのかヒヤヒヤしましたが、あっさりと交換してもらえました。
あとは簡単です。ホームに行って新幹線に乗るだけ!新幹線はとても綺麗です♪30分もしたらもう北京です。
スリランカ 2019 : 私の使った国内移動のまとめ
スリランカの国内移動手段については出発前から結構入念に調べ、計画していきました。地域間の移動は主にハイヤー、Uber、鉄道、バス、街中の移動はUberとトゥクトゥクが便利との事前情報を踏まえ、時間を無駄にしないように移動計画を練りました。
Airport to Colombo Fort Station
Uberで移動。金曜日のお昼頃到着し、そのまま駅に向かいました。とてもスムーズな移動でしたが、市内に入ったあたりから大渋滞!結局フォート駅まで60分くらいかかりました。費用は1500ルピーだったので、約930円くらいです。
Colombo to Galle
海沿いを走り抜ける鉄道に乗りたい!ということで、この区間は鉄道を。事前情報だとエクスプレスがあり、それだと1時間40分くらいとのことだったのですが、駅に行ったらどの電車に乗っても2時間40分くらいかかると言われました。
こちらの時刻表は合っているようでした。
電車には1等車、2等車、3等車があります。3等車は地元の人で混んでそうだったので、2等車に。違いは座席の配置とからしいです。チケット代は2等車で一人180ルピー。
乗り込む前に、トイレにと思ったら、外国人観光客向けのトイレと地元の人用トイレがありました。が、外国人観光客向けトイレが閉まっていたので、地元用トイレに。何が違うのかはわからず終わってしまったのですが、トイレは正直かなり厳しかったです・・・和式スタイルで、水もあまりよく流れないし、臭いもなかなかの厳しさでした。
さて電車に乗り込むと、混んでいるではないですか!そう、金曜日の午後は混むのだそう!!席の間の通路に立っての長旅になってしまったのです・・・暑い、、、天井に扇風機はついているが、暑い・・・そしてなぜか混んでる通路を無理やり行き来する人が多々・・・暑さと次第に広がる自分含めみんなの体臭(笑)でも、私はこの電車に乗ることをお勧めします。窓の外の景色は最高です。キラキラする海が見え、反対側にはジャングルのような緑が広がります。人々の暮らしも垣間見えます。良い経験でした。
チケットは着いた駅で回収されますので、無くさないように。
Galle to Ella
ハイヤーを手配しました。プリウスで快適な旅。結局6時間くらいかかりましたが、途中国立公園沿いを走り、象に遭遇したり。
Ella to Kandy
あの有名な紅茶鉄道に乗りました。事前の予約ができないとのことで、朝一で駅へ。前日行ったら全部売り切れだからとりあえず翌日来いと言われとても不安だったのですが、行ってみたら普通に2等車も3等車もチケット売っていました。2等車は席が通路を挟んで2席並び、3等車は向かい合いの席があったりいろいろな感じでした。長旅なので、2等車(310ルピー)にしました。でも3等車でも問題ないと思います。
Kandyまでは6時間というのは本当でした。でもこれは乗る価値があります。もう一回行っても乗りたいです。
ご参考までにこちらがElla駅の時刻表です。6:39発に乗り、結局遅延したりでKandyには13時頃着きました。
Kandy to Sigiriya
こちらもハイヤーにしました。バスがあるらしいのですが、1日1台で時間をそれに合わせる気にもならず、鉄道も走っていません。車だと、快適な2時間の旅です。
Colombo市内の移動について
驚いたことに、Uberがトゥクトゥクより安い上に快適!!田舎ではトゥクトゥクを活用していましたが、コロンボではUberの方が便利。しかも一回目のトゥクトゥクもメーター付きを選べばいいらしいのですが、Uberの安さと排気ガスを吸わずに済む車での移動の快適さは選ばない理由がありません。市内をチョロっと移動するのに一回大体180−250ルピーです。
以上スリランカ移動・交通情報でした!ご参考になれば幸いです。
スリランカ 2019:旅行中はSIMカードを使うのが便利!
今年の春休みはSri Lankaへ行きました。まずは気になるSIMカード情報です。
バンダラナイケ国際空港には、荷物をピックアップして外に出たところに電話会社が3−4件ありました。Dialog社が人気という事前情報のとおり、Dialog社の所だけ人だかりが出来ていました。別の会社でもいいかなと思ったものの、みんなが並んでいるのでそこにしました。
それにしても待つ・・・一人一人への対応が丁寧なのか??と思いつつ、15−20分は待ちました。順番が来て、希望の旅行者向けのパッケージをお願いすると、パスポートの提示を求められてました。どうやらそれぞれのSIMカードに個人情報を登録してくれているようですが、これが時間がかかる事!コンピューターの読み込みに時間が猛烈にかかっている事がわかりました。待っている間にSIMを入れ替え、起動するかを確認し、支払いをしました。支払いもカードはさらに時間がかかりそうなので、現金で済ませました。
旅行者パッケージ
価格:1.299ルピー(約7USD、約800円)
内容:データ通信 9GB、国際電話600Rs分、ローカル電話350Rs
https://www.dialog.lk/tourist-plans
私は8泊滞在しましたが、この内容で全く困りませんでした。ネットワークはとても良く、インターネットは国中のどこでもほぼ4Gで繋がり、たまに山奥などで3Gや圏外になるくらいで快適でした。ローカル電話も数回使いましたし、ネットも写真や動画など重めのデータも結構使いましたが、十分な内容のパッケージでした。
スリランカではウーバーでの移動が大変便利なこともあり、ローカルSIMを入れておくとよりスムーズで安心な旅ができると思うので、ローカルSIMを使うことをお勧めします。
水滸伝ファンに薦めたい!!梁山泊へ行ってみる 2018 春: その2
次のポイントは梁山湖から車で40分ほど離れた水滸伝をテーマにした公園的なところ 水泊梁山(Water Margin LiangShang)。
こちらは到着してすぐに大興奮!!入り口のこの壁の絵が私たちを迎えてくれるのです!すかさず好きな登場人物を探して記念撮影。
こちらには家族づれや若いカップルもいたりで、ああ中国にもやっぱりファンがいるじゃない!と暖かい気持ちに!もちろん、撮影所にもいらっしゃいましたけどね。
園内には各名称が再現されていて、撮影スタジオ以上にリアル!本当に自然に、丘2-3個分に梁山泊が再現されている。緩やかな山道をハイキング気分で登ると忠義堂(本でいう聚義庁)があり、中に入ると108人の名前の旗が並んでいたり、砦に上がることもできる。ああこんな風だったんだなと小説の世界に浸るのです。こんな地形にこんな植物が生え、こんな感じの気候で、春の今、空の色はこんなで、土の色はこんなで、こんな大地の香がしていたのかと、いちいち感銘を受けるのです。
5月上旬の日差しはなかなか厳しく、敷地内を回るとかなりぐったり。しめに小さな一部屋分の展示のコーナーもあったりで、水滸伝の歴史も振り返ることができます。
あまり多くは見せずにおきます。ファンの方はぜひ訪れてみてください。
これにて退散!またくふまで2時間以上のドライブで戻る。なんとも言えない満足感に満たされた旅でした。
ちなみに私の好きな登場人物は・・・みんな好きなんですけどね。あえて、あえて選ぶとしたら、今日の今はこの三名!
1. 赤髪鬼 劉唐
2. 双鞭 呼延灼
3. 浪士 燕青
水滸伝ファンに薦めたい!!梁山泊へ行ってみる 2018 春:その1
北方水滸伝のファンとして、やっぱり一度は訪れたい梁山泊!そこは物語に出てくる架空の場所で実在しないけど、私は行きたかった。あの場所は必ずあり、あの大地を駆け巡り、志を胸に戦い続けたみんながいた。みんなみたいに梁山泊を眺めて湖のほとりで万頭をほうばる・・・
ということで、実際舞台となった場所はどこなのか調べて行ってみた。どうやら一番近くの都市は曲阜。梁山泊は”中国の山東省済寧市梁山県の北緯35度47分11.86東経116度5分33.10秒周辺に存在した沼沢である”とWikiにもあります。ということで地図を眺め、東京から上海へ飛び、そこから初めて新幹線に乗り目的地を目指すことに。上海虹橋の新幹線の駅でまず感動、その大規模なターミナルは大陸の大きさに比例していて、旅が始まる感が半端ないのです。
余談ですが、曲阜では憧れのシャングリラホテルにステイ!というのも一泊1万円、二人で行ったので一人5千円だったので、こんなこともないと泊まれないのでね。
目的地にはホテルに相談して翌日車を1日ハイヤーし向かうことにした。ちなみにシャングリラとはいえ、ここには英語が流暢なスタッフがいない。ただ、若いスタッフが一生懸命私たちの伝えたいことを知ってる英単語や漢字を書いて理解してくれようとする姿勢は本物のホスピタリティ!そしてみんなキレイ&可愛い。気持ちのいい対応でした。それにしても驚くのは、誰も水滸伝を知らないということ。三代文学奇書じゃないのか?三国志、西遊記、水滸伝・・・
翌朝は車で2時間〜3時間かかると聞いたので早朝に出発。田舎とはいえ整備されている道路には驚いた。そして広がる緑の景色は、乾いた季節のヨーロッパの風景を彷彿させる。
さて到着!!
まず来たのがこちら水浒影视城(Shuifu Movie City)。ここはドラマの水滸伝が撮影されたところらしい。情報が足りないなか、とりあえず湖の横にあり、水滸絡みっぽいので来てみた しかしドラマ版を見ていないせいか、なんか自分の思っていた世界と違う。。。物足りなさを感じていると、撮影所の近くから湖に浮かぶ梁山泊に行けるようなことを示唆する地図発見!!
よくわかっていないドライバーさんに船着場に連れて行ってもらった。すると衝撃的なことに、その日は祝日で船が出ていない!!!涙!ここまで来て湖に入ることもできず、島にも行けないのかと水滸伝の本を見せてどうか舟を出して欲しいと懇願したが、ダメなものはダメだった。しかなたない、湖を見れただけでも良しとしよう。
それにしても、、、大きな湖だ!あ梁山泊!一度も梁山泊に足を踏み入れることのできなかったメンバーの気持ちになりつつ、景色を堪能。
そしてもう1つ見つけた水滸伝がらみの場所を目指すことに。
「梁山泊 2018 春 その2」に続く。。。